津浪之紀事碑

嘉永7年(1854年)11月の大地震(この年、改元されたため世に安政の大地震という)は当地方にも多くの被害をもたらした。
この碑は、その時の経験をかんがみ大地震の折の心得を後世に伝えるため文久2年(1862年)浜ノ瀬浦庄屋 木村理三郎の世話により建立されたものである。
碑文の要旨は、大地震には津波をともなうものであるから、大松原の小高い所へ避難すべきで決して川中に舟などで逃れないよう戒めている。
【現地案内版より】

住所 和歌山県日高郡美浜町濱ノ瀬69
地図
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