錦水城跡之碑

慶長11年(1606年)浅野氏が会津川河口左岸に湊城として築いた錦水城(田辺城)
元和5年(1619年)に徳川御三家で3万8千石の田辺藩主となった安藤直次が修築し明治3年には廃城となりました。
そしてその城跡に現在の「むさし」の前身となる「旅館錦城館」が開業しました。
この旅館は和歌山が生んだ博物学・民俗学の巨匠、南方熊楠がよく訪れた名旅館としても知られています。
後に「旅館錦城館」は白浜に移転、昭和25年に「むさし」が継承することになりました。
この「錦水城跡之碑」は錦水城築城の頃から浅野氏、安藤氏そして「旅館錦城館」から「むさし」へと伝わる石碑で約400年経た今も、紀州和歌山の歴史を語る石碑として大切に守り伝えられています。
【旅館むさし 案内版より】

住所 和歌山県西牟婁郡白浜町868(旅館むさし敷地内)
地図
錦水城跡之碑 錦水城跡之碑 案内
錦水城跡之碑