岡田兵部・岡田新太郎
岡田兵部・・・水戸藩家老。
諱は徳至。岡田新太郎の父。
文政6年(1825年)家督を相続し、歩行頭、書院番頭、大寄合頭上座用達などを勤め安政2年(1855年)家老に就任する。
安政5年(1858年)戊午の密勅問題で家老を辞し水戸にて閉居する。
万延元年(1860年)再び藩政に加わったが、文久元年(1861年)5月28日に水戸藩脱藩浪士が起こした第一次東禅寺事件により謹慎処分となる。
万延2年(1861年)処分が解け家老に復帰する。
元治元年(1864年)諸生党が政権を握ると罷免され謹慎処分となり諸生党員に囲まれ元治元年(1864年)10月6日に自刃する。
享和2年(1802年)誕生。元治元年(1864年)10月6日死去。
岡田新太郎・・・水戸藩士。
諱は徳守。岡田兵部の長男。
小姓頭、書院番などを勤め若年寄に就任。安政5年(1858年)戊午の密勅問題では返納反対を唱え奔走する。
元治元年(1864年)諸生党が政権を握ると江戸へ行き、諸生党排斥に奔走し一時的に成功するが再び諸生党が政権を握り処刑された。
天保11年(1840年)誕生。慶応元年(1865年)10月25日死去。
住所 茨城県水戸市酒門町330(酒門共有墓地)
|
岡田兵部(2012年1月) |
岡田新太郎(2012年1月) |
|
|
|
岡田兵部・岡田新太郎(2012年1月) |
|
|
|