湊御殿跡

湊御殿は藩主の別邸で、2代藩主 徳川光貞が元禄11年(1698年)に造営し、その後、8代藩主 重倫も使用したが
天保3年(1832年)11代藩主 斉順が新たに造営に着手、天保5年(1834年)に完成した。
斉順はここで藩政を執ったが、御殿は江戸城にならい壮美を尽くしたものであったと伝えられる。
嘉永6年(1853年)藩庁は再び和歌山城に帰り、湊御殿は廃された。建物は明治初年に漸次取り壊されたが、一部は移築されて市内に残る。
【現地案内版より】

住所 和歌山県和歌山市舟津町3丁目29
地図
湊御殿跡 湊御殿跡 案内
湊御殿跡