浄専寺
宮本政右衛門の頌徳碑が建てられている。
宮本政右衛門・・・縫製業。
和歌山藩家老 久野純固の臣 宮本喜作の三男。慶応4年(1868年)明治維新後に縫製業を営む。明治2年(1869年)藩から西洋軍服の注文を受け、フランネル生地は輸入品で高価な為に紋羽織の改良を発案。
試行錯誤して明治4年(1871年)に新しい生地の製作に成功し「紀州ネル」と呼ばれ、明治6年(1873年)3月に工場を作り大阪、広島鎮台にも納入する。
明治9年(1876年)には広幅な改良品製造に成功し京都の博覧会で褒状を授与される。明治10年(1877年)内国勧業博覧会では鳳紋褒賞が授けられた。
天保元年(1830年)誕生。明治33年(1900年)11月12日死去。
住所 和歌山県和歌山市道場町13
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宮本政右衛門 頌徳碑 |
浄専寺 |
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