網代浦御制札場

この地、御制札場(札場)とは、生活上の禁止事項や守るべき掟を書いた制札を掲げた場所で、江戸時代当時の海岸線にあたり、網代浦の海に対する出入口として、船からの諸荷物の水揚げや、人々の往来で賑わっていた。
安政元年(1854年)の大津波は、この地で高浪2丈4尺(7m余り・この寸法は隣地に今も残るビャクシンとの比較による)に達し、横浜村100軒中80軒余りと、網代村95軒中83軒の家が流失した。
【現地案内版より】

住所 和歌山県日高郡由良町網代245
地図
網代浦御制札場 網代浦御制札場と安政の津波 案内