殿様湯
島津氏は元禄期まで摺ヶ浜、寛政期い長井に温泉行館を設けていたが、天保2年(1831年)二月田に行館を移した。
ここは、その後島津藩主代々の別館となり人々は「殿様湯」と呼んだ。
浴場は石だたみで作られており、お湯は湯源より4つの湯つぼを次々とまわり適温になるように工夫されていた。
現在、敷石はどは昔のまま保存されており、当時張られていた浴室のタイルは殿様湯の風格をしのばせる。
腰元衆の浴室の裏には「足軽以下、是れより内に入る可からず」と美しい字で彫刻した注意書きが今も残っている。
【現地案内板より】
住所 鹿児島県指宿市西方1408−27
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殿様湯 |
「足軽以下、是れより内に入る可からず」の注意書き |
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島津家別荘址碑 |
島津家別荘址碑記 |
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別荘跡 |
殿様湯 案内 |
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