丹厳洞

弘化3年(1846年)に福井藩医 山本瑞庵が静養の為に建てた庵で、この付近の赤土の岩肌に因んで丹厳洞と名付けた。丹厳洞は訓読みで「あかいわ」と言う。
幕末には松平春嶽、由利公正や橋本左内などが秘密の会議を開き、橘曙覧、横井小楠や中根雪江ら多数の文人墨客が来遊した。
当時は足羽川が丹厳洞の近くを流れていた為、福井城下から舟遊びしながらこの地に通うことができた。現在は料亭として利用されている。

住所 福井県福井市加茂河原1丁目5−12
地図
松平春嶽 松平春嶽
丹厳洞 案内 笏谷の赤岩伝説
丹厳洞