田上水車館機織場跡
薩摩藩28代藩主 島津斉彬が殖産興業の為に長崎から外国製の紡績機械を購入し安政4年(1857年)頃から田上に紡績工場を作り、
磯の鹿児島紡績所が出来る慶応3年(1867年)まで稼働していた。
田上水車館では、田上川の水を引いて動力とし4台の紡績機械で綿布を織っていて、大阪で購入するよりも3割は安く製造していた。
島津斉彬も度々、水車館を訪れて職工たちを激励した。本来の水車館の位置は石碑より約150m北西にあったといわれている。
住所 鹿児島県鹿児島市田上1丁目11(美尾崎公園)
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水車館機織場跡碑 |
水車館水路敷石 |
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田上水車館機織場跡 案内 |
田上水車館機織場跡 |
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