正行院
加賀藩家老 松平大弐が自刃した地。
墓地内に灰塚があり、境内には大正6年に建立された贈従四位大弐松平君碑が建つ。
松平大弐・・・加賀藩家老。安政3年(1856年)小松城番から算用場奉行。万延元年(1860年)世子である前田慶寧側用人。
文久3年(1863年)家老に昇進。元治元年(1864年)から京都で事務を統括。
同年5月に世子前田慶寧が上洛し命を受けて長州と幕府間の斡旋などに奔走したが同年7月19日に禁門の変が起きてしまう。
世子 前田慶寧は長州との内通疑いを藩主 前田斉泰から受け金沢での謹慎処分を下される。松平大弐も重臣としての責任を被り元治元年(1864年)8月11日に正行院で自刃した。
文政6年(1823年)誕生。元治元年(1864年)8月11日自刃。
住所 滋賀県高島市マキノ町海津475
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松平大弐灰塚 |
松平大弐灰塚 |
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贈従四位大弐松平君碑 |
贈従四位大弐松平君碑 |
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正行院 |
正行院 案内 |
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