尾州白木改番所跡(中津川)

中山道には木曽から伐採した材木を監視する尾州(尾張藩)の番所が設けられていました。
この中津川市上金の地にあった「尾州白木改番所」は天明2年(1762年)に建てられ、明治4年(1871年)に廃止されました。
白木とは桧(ひのき)など木の皮を削った木地のままの木材で、屋根板、天井板、桶板などに利用しました。
尾張藩は領外への搬出を厳しく取り締まり、白木や「ひのき、さわら、あすなろ、こうやまき、ねずこ」を始めとする木曽五木の出荷規制を行っていました。
【現地案内板より】

住所 岐阜県中津川市中津川1075
地図
尾州白木改番所跡 尾州白木改番所跡 案内