歌人税所敦子宅跡
税所敦子・・・薩摩藩士 税所篤之の妻。歌人。京都鴨川東錦織村(現、京都市左京区)出身。公家侍 林篤国の娘。弘化2年(1845年)京都薩摩藩邸に仕えていた薩摩藩士
税所篤之の後妻となる。
千種有功に和歌を学ぶ。嘉永6年(1853年)夫の税所篤之が死亡した後に鹿児島に行って姑に孝養を尽す。
安政4年(1857年)藩主 島津斉彬の子哲丸の守役となる。哲丸の死後の文久3年(1863年)に久光の養女 貞姫が近衛家に輿入れする事となり老女として京都へ従う。
明治8年から宮内省にて権掌侍に任じられ皇后の歌の相手などを勤める。
文政8年3月誕生。明治33年2月4日死去。
住所 鹿児島県鹿児島市鷹師1丁目2−5