生保内神社

明治元年(1868年)8月28日「生保内口の戦い」が生保内神社周辺で行われた。
南部藩兵約200名が生保内攻略の為に秋田藩の二小隊と激戦を交わし、西軍総督府の要請で佐賀藩が秋田藩援軍に駆け付けた為に南部藩は翌日(8月29日)に生保内から撤退した。

本殿内には堀川小太郎が奉納したと思われる「神徳皇恩」の額が掛かっており、右側には「生保内の戦い」「角館の戦い」について記載されており、左側には生保内防戦者等の氏名が記載されている。

本殿内には角館出身の日本画家 平福穂庵の仙北市指定有形文化財「楠公父子桜井駅訣別之図」も納められている。あと2枚の絵も納められていますが詳細不明です。

普段は神職が常駐しておりません。例年8月15日~16日の生保内神社例大際と12月31日の大晦日のみ本殿を開くそうです。

住所 秋田県仙北市田沢湖生保内宮ノ後1−1
地図
生保内神社 神徳皇恩
神徳皇恩 左側 神徳皇恩 右側
楠公父子桜井駅訣別之図