招魂社東側墓地
半井南陽(仲庵)・・・福井藩医。通称を元仲、仲庵。南陽、晩春と号す。天保11年(1840年)に匙医に昇進。松平春嶽の信任も厚く、才能の有る若い医師を数多く見出し援助育成した。
町医の笠原白翁や大岩主一などとも親交し、笠原白翁の影響で40歳を過ぎてから西洋医術を志して修得。
藩の医学館教授として福井の蘭方医術興隆の基礎を築き、後進の指導によって岩佐純や橋本綱常らの逸材を輩出する。
文化9年(1812年)誕生。明治4年12月28日、大阪に病気治療の旅行中に死去。
矢島立軒・・・福井藩儒。吉田東篁に学び、江戸で安積艮斎の門に入り塩谷宕陰について学ぶ。安政3年(1856年)4月、藩校 明道館講究師に任じられ、幹事そして助教へと昇進。
万延元年(1860年)侍読となる。明治2年に明道館文学教授、明治3年明道館一等教授となる。
吉田東篁門下時代から橋本左内と親交があり、橋本左内の「啓発録」には序文を寄せている。
文政9年(1826年)3月23日誕生。明治4年10月23日死去。
住所 福井県福井市山奥町60−1 周辺
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半井南陽 |
半井南陽 |
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矢島立軒 |
矢島立軒 左面 |
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招魂社東側墓地 |
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足羽山案内図 |
足羽山案内図 |
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