明徳館址

秋田藩9代藩主佐竹義和が寛政2年(1790年)に開設した藩校。
藩士に儒教の代表的な経典である四書などの経書や史書の講義が行われたほか、医師の子弟や藩士の二、三男などを対象に医学を教えた医学局、日本の古典を研究する和学局も設けられた。
当初は学館と称していたが、寛政5年(1793年)に儒学者 山本北山を招いて校名を明道館とし、文化8年(1811年)に明徳館と改めた。明治3年に藩学校と改称された。
戊辰戦争の際には奥羽鎮撫総督の本陣、政庁、政務所となっている。

住所 秋田県秋田市中通1丁目4−32
地図
明徳館址 明徳館 案内
明徳館址