松ヶ瀬台場跡

江戸幕府の命を受けた小浜藩が若狭湾沿岸を防御するために築いた台場跡。
松ヶ瀬第1台場跡・・・海に向かって横一文字に並び、高さ0.8m~1.2m、長さ6~8m、幅7~8.5mの土塁6基と、土塁に挟まれた5か所の砲眼がある。
             全長は50m、砲眼の砲口幅1m、開口幅3~4m。土塁の内部には堀跡があり、外周には排水等の為の溝が配置されている。
松ヶ瀬第2台場跡・・・直径80m、高さ2.2~2.4m、幅14mの半円形の土塁で構築。土塁の内側中央部には、回転式の大砲を設置したと思われる波年系の砲座1基、
             その両側には固定式の大砲を設置したと思われる方形砲座が2基設置されている。
             土塁両端部には火薬庫として使用されたと思われる焼紅弾室跡が良好な形で残っている。

住所 福井県大飯郡おおい町大島21−95
地図
松ヶ瀬第1台場跡 案内 松ヶ瀬第1台場跡
松ヶ瀬第1台場跡 松ヶ瀬第1台場跡
松ヶ瀬第1台場跡 松ヶ瀬第1台場跡
松ヶ瀬第1台場跡 溝跡 松ヶ瀬第1台場跡 溝跡 案内
松ヶ瀬第1台場跡 堀跡 松ヶ瀬第1台場跡 堀跡 案内
松ヶ瀬第2台場跡 案内 松ヶ瀬第2台場跡
松ヶ瀬第2台場跡 松ヶ瀬第2台場跡
松ヶ瀬第2台場跡 焼紅弾室跡 松ヶ瀬第2台場跡 焼紅弾室跡 案内
松ヶ瀬第2台場跡 水溜跡 松ヶ瀬第2台場跡 水溜跡
松ヶ瀬第2台場跡 方形砲座 松ヶ瀬第2台場跡 方形砲座
松ヶ瀬第2台場跡 方形砲座 案内 松ヶ瀬台場跡 案内