太政官布告高札場

これは、明治7年(1874年)当時戸長であった矢島太一郎氏が、自宅敷地内に自費で設置した太政官布告高札場として伝えられているものである。
明治6年8月、時の新治県参事中山信安が布達した「違式註違条例」を木札に記し、以来今日まで掲示してきた。
本例に見られる、石垣を積み上げ、木柵を巡らし、屋根を懸けるという形式は、明治大学刑事博物館の蔵する錦絵「東京自慢日本橋御高札場之図」に描かれた高札場の姿に、規模は違いこそすれ大変よ く似ており、非常に興味深い。
県内においては遺存例が少ない中にあって、本例は全体に当時の姿 をよく留めており、明治初期の地方制度の変遷過程の一端を伺い知る、貴重な資料ということができる。
【現地案内版より】

住所 茨城県つくば市吉沼1163
地図
太政官布告高札場 太政官布告高札場
太政官布告高札場 案内