伊集院護国神社
戊辰戦争戦没者を祀り明治2年7月29日に創建。戊辰戦争戦没招魂碑と西郷隆盛が建てた本田兄弟の墓がある。
本田兄弟とは、本田吉左衛門親正と本多太郎作親直の二人です。二人は本田元右衛門親至の長男、二男として伊集院の名家 犬丈馬場の本田家で生まれました。
弟の親直は後に一族の本田廉四郎の養子となりました。兄弟の父は西郷隆盛と親交があったので兄弟が慶応3年藩主に随い京都に行く時、
西郷は「お前達が戦死したら墓は俺が建ててやる」と云って励ましました。二人は鳥羽伏見の戦いで奮戦した後、
越後に転戦し兄 親正は病にかかり病院に入院中砲声の激しさを聞き病床に在るを忍びず杖に頼り戦線に出て奮戦中、遂に弾丸に当り戦死しました。時に26才でした。
弟 親直は村松城の攻撃で弾丸で傷つき新発田病院で亡くなりました。年22才でした。
西郷は約束通り明治2年8月、石工を連れて本田家を訪れ自分で筆を執って碑文を書き石工に彫らせ兄弟の墓を建ててやりました。碑文の後ろに隆永とあるのは西郷隆盛のことです。
【現地案内板より】
住所 鹿児島県日置市伊集院町大田780
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戊辰戦争 戦没招魂墓 |
戊辰戦争 戦没招魂墓 左面 |
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戊辰戦争 戦没招魂墓 右面 |
伊集院護国神社 |
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本田親直 |
本多親正 |
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本田兄弟の墓 |
本田兄弟の墓 案内 |
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