不退寺
慶応4年(1868年)3月10日に大田原で殺害された会津藩士 野出政之進蔵主の墓が有る。
大田原の情勢を探りに来た野出は何らかの理由で大田原藩士と口論となり刀を抜き斬り付けた。
数日後、恨みを抱いた大田原藩士は数名を引き連れ野出の宿泊所に訪れ誘い出し殺害した。
不憫に思った当時の住職が野出の遺体を引取り不退寺に葬った。
後日、野出が埋葬された事を知った大田原藩士は激怒したが、住職を切る事は出来無い為、墓石に怒りをぶつけ刀で斬り付けたと云われる。
野出の墓石には5筋の刀痕が今も残っている。
住所 栃木県大田原市新富町3丁目12-6
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野出 政之進 蔵主の墓 |
野出 政之進 蔵主の墓右面 |
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野出 政之進 蔵主の墓 左面 |
上部 刀痕跡 |
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上部 刀痕跡 |
野出 政之進 蔵主の墓 遠景 |
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不退寺 |
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