麻生藩陣屋跡
麻生藩新庄氏は慶長9年(1604年)常陸、下野に三万三百石余を領有し、麻生を居住地として陣屋を構えた。
陣屋地の面積は約27000平方メートル、陣屋(建物)面積は1287平方メートルあった。
子弟の教育のため邸内に藩校「精義館」が設けられた。
歴代藩主は初代直頼、2代直定、3代直好、4代直時、5代直矩、6代直時(1万石に減封)、7代直詮、8代直祐、9代直隆、10代直候、11代直規、12代直計、13代直彪、14代直𩑛、15代直敬であり
明治維新まで267年間移封もなく存続した。
陣屋地後は明治8年から20年まで草創期の麻生小学校、昭和4年から49年まで県立麻生高等学校(旧制麻生中学校)、昭和50年から現在の麻生小学校の敷地となった。
陣屋地絵図面は江戸時代末期の作と考えられ昭和62年町指定文化財となった。
【現地案内版より】
住所 茨城県行方市麻生1147-1(行方市立麻生小学校)
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麻生藩陣屋跡 |
麻生藩陣屋 案内 |
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