佐藤中陵・松渓

佐藤中陵・・・水戸藩士。本草学者。
通称は平三郎。江戸で生まれて幼少期から家学である本草学を学び、各地を訪れ薬草などを収集する。
薩摩藩、米沢藩などに仕え寛政11年(1799年)から水戸藩に仕える。
藩主 徳川斉昭の命により「山海庶品」を文政13年(1830年)から編纂する。
天保14年(1843年)弘道館の本草学教授となる。
宝暦12年(1762年)誕生。嘉永元年(1848年)6月6日死去。

佐藤松溪・・・水戸藩士。
通称は量平。弘道館教授頭取 青山延于の二男として生まれ、佐藤中陵の養子となる。
天保9年(1838年)水戸藩に仕え「文苑遺談續集」「明徴録」などを編纂する。
文化8年(1811年)誕生。嘉永6年(1853年)死去。

住所 茨城県水戸市松本町13−34
地図
佐藤中陵(2012年1月) 佐藤松渓(2012年1月)
佐藤中陵・松渓(2012年1月)