国見古戦場跡(竹村庫之丞勇戦の地)

明治元年8月23日~8月24日にこの付近一帯で仙台藩と秋田藩主力西軍との国見村の戦いが行われた。
国見村の戦いで角館軍監 竹村庫之丞が壮絶な戦死を遂げた。竹村庫之丞の武功を賞嘆した村人が戦死したこの地 続橋の畔に石碑を建て、桜を植えてその武勇を後世に伝えた。
桜は「戊辰戦争史跡のシダレザクラ」として大仙市さくらマップ2010にも掲載されている。

竹村庫之丞 宗信・・・秋田藩斥候 明治元年8月23日羽後国見で戦死。
栗沢村(中仙町)から進んだ角館隊は、国見方面の銃声を聞き、横から応援しようと斉内村に至った所で敵に遭遇した。
敵に後方から攻められ苦戦となった時、軍監竹村庫之丞は、急を横沢街道上にある友軍に告げる為、一人隊を離れ国見原を走った。
折柄、味方の苦戦を聞き救援につく途中の仙台藩兵に遭い取り囲まれ腹部貫通銃創で倒れた。
しかし、庫之丞は倒れてもなお太刀を抜いて近寄る敵兵を斬ったと、その勇敢ぶりが今日に伝えられている。(現地案内版より)

住所 秋田県大仙市太田町斉内新関下9 周辺
地図
竹村庫之丞宗信 国見村の戦い 案内
国見古戦場跡(竹村庫之丞勇戦の地)