光林寺
菅野覚兵衛・・・海援隊士。海軍軍人。
旧名は千屋寅之助。土佐国和食村の庄屋 千屋民五郎の三男として誕生。
勤王思想に傾き土佐勤王党に加盟し、文久2年(1862年)に五十人組として上京し、坂本龍馬らと供に勝海舟の弟子となり神戸海軍操練所で学ぶ。
慶応元年(1865年)長崎で亀山社中(のち海援隊)を結成して貿易に従事し、慶応2年(1866年)第二次長州征討では乙丑丸艦長として長州藩海軍を支援した。
慶応4年(1868年)戊辰戦争では長崎振遠隊に軍監として従軍して東北を転戦する。戊辰戦争後に渡米しラトガース大学に留学し、帰国後は海軍省に入り運輸課長・、建築部長など歴任して海軍少佐となる。
明治10年(1877年)西南戦争前には海軍造船所次長として鹿児島に赴任していて、西郷軍に弾薬等を略奪されないように処置に尽力する。明治17年(1884年)海軍を辞職し福島県安積原野の開拓活動を行う。
天保13年(1842年)10月21日誕生。明治26年(1893年)5月30日死去。
古河市兵衛・・・実業家。古河財閥創業者。
旧名は木村巳之助。京都岡崎の庄屋の家に生まれ、嘉永2年(1849年)盛岡の叔父のもとで貸金取立てを手伝い、その後に鴻池屋伊助店に勤めるも倒産する。
安政4年(1857年)京都小野組番頭 古河太郎左衛門の養子となって古河市兵衛と改名した。小野組で生糸買付、輸出などで頭角を現すが明治7年(1874年)に倒産。
独立後は草倉鉱山を取得し、続けて足尾銅山を買収して本格的な鉱山経営に乗り出した。鉱山の発展により鉱毒問題を抱えながらも、経営多角化を進め古河財閥の基礎を築く。
天保3年(1832年)3月16日誕生。明治36年(1903年)4月5日死去。
秋月種任・・・高鍋藩9代藩主。
高鍋藩8代藩主 秋月種徳の次男。文化4年(1807年)12月に父が死去し9代藩主に就任。天保14年(1843年)家督を長男の種殷へ譲り隠居する。
寛政3年(1791年)9月15日誕生。安政3年(1856年)6月10日死去。
ヘンリー・ヒュースケン HENRY HEUSKEN・・・アメリカ通訳兼書記。
オランダのアムステルダムに生まれ、21歳の頃に渡米。教会関係者の紹介でタウンゼント・ハリスと出会い秘書兼通訳として来日する。
日本到着後は、下田の玉泉寺を領事館として日米交渉に従事し、江戸城での将軍拝謁や日米修好通商条約の締結など、幕末外交の中心で活躍した。
アメリカ公使館の善福寺と赤坂接遇所を行き来し交渉を行っていたが、万延元年(1861年)12月5日夜に中の橋で襲撃され重傷を負い、善福寺に運ばれたが翌日に死亡した。
1832年1月20日誕生。万延元年12月6日(1861年1月15日)死去
小林伝吉・・・イギリス通訳。
紀伊国加茂郡塩津の生まれで、元の名は岩吉。働いていた船が遭難しアメリカ船に救助されてサンフランシスコへ渡る。
日本へ送り返される途中で清国に滞在した際、オールコックに通訳として雇われ、イギリス国籍を取得する。
安政6年(1859年)オールコックの駐日総領事任命に伴い、長崎を経て江戸高輪の東禅寺でイギリス公使館の通訳として勤務した。
安政7年(1860年)1月7日、イギリス公使館の東禅寺門前で2人の侍に背後から短刀で襲撃され死亡した。
京極高典・・・多度津藩6代藩主。
江戸で京極高宝の次男として生まれ、伯父で5代藩主 京極高琢の養嗣子となり、安政6年(1859年)に家督を継ぎ6代藩主に就任。
元治元年(1864年)孝明天皇に拝謁し、京都御所の警衛を務めた。慶応4年(1868年)鳥羽・伏見の戦いでは官軍として参戦し、1月19日には高松藩攻めにも加わった。
明治4年(1871年)廃藩置県により藩知事を免官となり、東京へ移住する。明治17年(1884年)子爵となり、明治23年(1890年)には貴族院議員に就任した。
天保7年(1836年)10月19日誕生。明治39年(1906年)1月10日死去。
平井希昌・・・長崎奉行所役人。外務官僚。
長崎出島組頭 森永年の長男として生まれ、嘉永5年(1852年)唐通事 平井作一郎の養子となり安政3年(1856年)家督を継ぐ。
長崎海軍伝習所通弁、製鉄所通弁、英語稽古所学頭、済美館英語教授、長崎奉行所通弁頭取、長崎裁判所通弁頭取などを歴任する。
明治4年(1871年)外務省に入省し太政官大書記官や賞勲局書記官を務め、明治26年(1893年)に退官する。
天保10年(1839年)1月27日誕生。明治29年(1896年)2月12日死去。
住所 東京都港区南麻布4丁目11−25
| |
菅野覚兵衛 |
菅野覚兵衛 |
|
 |
 |
| 古河市兵衛 |
古河市兵衛 右面 |
 |
 |
| 秋月種任 |
秋月種任 |
 |
 |
| ヘンリー・ヒュースケン |
ヘンリー・ヒュースケン |
 |
 |
| 伝吉 |
伝吉 |
 |
 |
| 京極高典 |
京極家墓所 |
 |
 |
| 平井希昌 |
平井希昌 碑 |
 |
 |
| 平井希昌 |
光林寺 |
 |
 |