笠原白翁碑

笠原白翁・・・福井藩医。福井藩医学校 済世館で漢方を学び、江戸の磯野公道に古医方を学び福井城下で開業。30歳を過ぎてから西洋医学を志し、京都の日野鼎哉に蘭学を修める。
        松平春嶽の援助を得て、日野鼎哉と協力し嘉永2年(1849年)に長崎から病痘を入手。藩の庇護の下で除痘館を開設し、「牛痘問答」などをまとめ種痘の普及を図った。
        文化6年(1809年)5月10日誕生。明治13年8月23日死去。
        碑は門人 大武又玄が同門の協力を得て明治27年に建立。

住所 福井県福井市足羽上町111 周辺(足羽山公園)
地図
笠原白翁碑
足羽山案内図 足羽山案内図