岩川官軍墓地

岩川の官軍墓地は明治10年(1877年)夏、西南戦争で倒れた官軍の戦死者を葬ったもので約80基の墓石が残っている。
同年7月8日、百引の戦いでの戦死者が半数を占め、次いで7月11日~12日の野方方面での戦死者が多く、岩川でも4人戦死している。
他に都城陸軍病院等で晩秋までに戦病死した者達もいる。戦死者の出身地は遠くは山形・秋田・宮城・福島・石川県など、近くは福岡・熊本県でほぼ全国に及んでいる。
鹿児島県内で昔ながらの姿を残している官軍墓地はここだけである。なお墓石は天草の下浦石という。
また末吉町岩崎岩南(岩南小学校より北東の山中)には薩軍の墓(曽於市指定文化財)が残っている。
【現地案内板より】

住所 鹿児島県曽於市大隅町岩川5716
    地図
岩川官軍墓地 岩川官軍墓地
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