池田屋敷長屋門

旧池田屋敷長屋門が立地する尾末町一帯は江戸時代には中級の武家屋敷地が広がっていました。当屋敷に住んだ池田太右衛門家は、
江戸時代初期に2代当主 井伊直孝により「伊賀者」として召し抱えられました。初代と2代は100石取りでしたが、3代は250石に加増、
4代は150石に減知、7代に180石となり、以降代々180石を相続して明治維新を迎えています。
屋敷は当初は御歩行町(現在の京町二丁目)にありましたが、江戸中期以降は現在の尾末町に移りました。
彦根藩では分限(身分)に応じて長屋門の格式が定められており、この建物は中級武家屋敷の典型をなす長屋門として貴重です。
【現地案内板より】

住所 滋賀県彦根市尾末町5−37
    地図
池田屋敷長屋門 池田屋敷長屋門 案内