駐輦の碑

明治天皇が北陸巡幸の際、明治11年10月10日に気比の松原に立ち寄り景観を眺めた。
勝海舟が明治24年9月に気比の松原を訪れ、明治天皇がこの景色を御覧になった事を回想して
「曽経駐輦處 黎首憶甘棠 松籟如奏曲 海濤和洋々」と漢詩を詠み明治24年9月5日に碑が建立された。
碑文の意味は「ここは、かつて明治天皇が、お乗物をとどめて景色をご覧になられた所である。国民は明治の善政を喜んでいる。
松風の音はあたかも音楽を奏でているようであり、波の音もこれに調子をあわせて、まさに洋々たる日本の前途を祝福しているようである。」

住所 福井県敦賀市松島町27(松原公園内)
地図
駐輦の碑 駐輦の碑
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